株式会社アッカ・ネットワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田 好男、
http://www.acca.ne.jp/、以下
アッカ)と株式会社ピーエスシー(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 正之、
http://www.psc-inc.co.jp/、以下
PSC)は、医療機関を閉域ネットワークでつなぎ、医療業務に必要な様々な情報を安全に共有することで、医療機関の業務改善を実現するソリューション「P-BERRY
for Doctor (ピーベリー フォー ドクター)」を共同開発し、2006年8月より提供を開始します。
「P-BERRY for Doctor」は、PSCが提供するグループウェアサービス「P-BERRY」を医療向けにアレンジし、さらにアッカのADSL回線と中継網からなる閉域ネットワークを組合せたASPサービス
(*1)です。
「P-BERRY for Doctor」の主な特長と機能
■安全なネットワークインフラ
各地域の医師会や病院と診療所などが外部から遮断した閉域のネットワークでつながることが可能になり、安全性などの問題で今まで外部機関とのネットワーク接続が困難だった医療分野における情報共有や業務効率化が期待できます。
■導入/運用が容易なASPサービス
ASPサービスにより各医療機関にはサーバなどを設置/管理する必要が無いため、ITマネージャなどが不在の小規模の病院や診療所でも容易に導入/運用が可能です。
■便利で豊富な機能
(1) 情報共有機能(行事予定の共有、掲示板機能、医療標準テンプレートの共有、アンケート機能など)
(2)メール・グループウエア機能(施設利用予約と確認、患者紹介状などの送付、メーリングリストの運営、医療相談や往診依頼など)
さらに、上記基本機能に加え、2006年下旬にはオプション機能として、メール監査機能、メール保管機能などを追加するとともに、Windows Mobile OSを搭載したモバイル端末(PDAなど)より、介護/看護士が在宅患者の情報を医師と相互に交換することで、遠隔地や在宅介護環境でも的確な診断に役立つことができるソリューションを提供する予定です。その他にも医療機関のニーズを加味し、随時本サービスの機能充実をはかっていきます。
サービスイメージ図
アッカはマイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)と2006年3月に協業を開始し、地域コミュニティのIT化推進へ向けた具体的なビジネスモデルの構築を目指し積極的に取組んでまいりました。「医療のIT化」もその中の大きなテーマであり、安価で簡単に導入/運用が可能なサービスの開発を目指してきました。また、PSCはマイクロソフトと協業し「Exchange
Server 2003
(*2)」や「Windows® SharePoint Services
(*3)」を基盤としたグループウェアサービスである「P-BERRY」の提供を2006年4月から開始しています。アッカの持つセキュアで低コストなネットワークと、PSCの持つASPでのグループウェアサービスは、IT化を推進する上で最適な組合せであり、また医療向けの機能の充実も期待できたため、アッカとPSCで協業しこの度の新サービスの開発・提供に至りました。
本サービスは地域の医師会やそれに付随する病院・診療所や調剤薬局などへの導入を目指します。各地域の医師会を傘下に置く日本医師会の会員数は約8万、全国の訪問看護・介護の拠点は約4万、調剤薬局が約4万6千あり、歯科医師会は約5万の会員を有する大きなマーケットです。また、未だ情報共有の手段を電話やFAXを中心としている医療機関が多く、団体ごとにIT化への取り組みへの姿勢や進度に差が生じています。さらに、2010年には全ての医療機関にレセプトのオンライン化
(*4)が義務付けられるため、医療のIT化やネットワークインフラの整備は急務です。
本サービスの提供開始にあたって、マイクロソフト執行役専務の眞柄泰利氏は次のように述べています。
「P-BERRY for Doctorは各地域の小規模な医療機関にも安全で使いやすいネットワークサービスを廉価に提供できるものです。2011年度当初にはレセプト完全オンライン化対応が義務付けられる中、医療機関同士の情報連携を通して患者に質の高いサービスを提供するだけでなく、地域医療情報化を促進させるものと確信しています。」
アッカとPSCは今後も協業を深め、本サービスをユーザニーズに合わせてより充実したサービスに発展させていくとともに、医療に限らず地域コミュニティのIT化を推進するITサービスの開発と提供を目指していきます。